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【メカノケミストリーにも対応できる、オールラウンダー・ミキサーミル】:ヴァーダーサイエンティフィック(Retsch)
2024/08/19
オールラウンダー・ミキサーミルをご紹介いたします。
メカノケミカル合成にも使えるミキサーミルです。冷却や加熱、多検体できるタイプもご用意しています。
【標準仕様:MM400】 【加熱・冷却:MM500コントロール】 【多検体サンプル:MM500 Vario】
ミキサーミルとは?
ミキサーミルは、ボールミルのカテゴリで、卓上、処理時間が短く、汎用性が高いことが特徴です。
硬質、中硬質、脆性、軟質、弾性、繊維状の試料を混合、粉砕、均質化するために使用されます。
粉砕は、衝撃と摩擦によって行われます。レッチェのミキサーミルは、1個、2個、6個架けできるステーションを備えています。
ミキサーミルが必要なアプリケーションは?
ミキサーミルは、少量の試料を数秒で乾式、湿式、低温で粉砕するために使用されます。ナノスケールの粉砕に必要なエネルギーを発生させることができます。代表的な用途としては、DNA/RNAやタンパク質抽出のためのビーズビートによる細胞破砕が挙げられます。
ミキサーミルはメカノケミストリーの分野でも頻繁に使用され、特に冷却と加熱のオプションがある機種が人気です。
※メカノケミストリーとは、固体物質に衝撃や摩擦、せん断などのエネルギーを加えることで、その物質に変化を起こす現象です。 従来の方法では高温・高圧でなければ合成できないような化合物も常温・常圧で合成することが可能になることがあります。
ミキサーミルの仕組みは?
水平に装着された粉砕ジャーを高速で往復運動させることで、中の粉砕ボールがジャー内壁に衝突させ試料を粉砕します。
※ミキサーミルは、衝撃と摩擦によって少量の試料を迅速かつ効率的に粉砕し、ホモジナイズします。乾式、湿式、凍結、DNA/RNAやタンパク質の回収のための細胞破砕に適しています。メカノシンセシスなどの特殊なアプリケーションには、独自のソリューションを提供します。ミキサーミルは、他のタイプのボールミルに比べて使いやすく、卓上でコンパクトな仕様になっています。
※ミキサーミル メーカーサイト:https://www.retsch.jp/jp/products/milling/mixer-mills/